トップページの目次
1.口内炎の原因
2.口内炎の対策
3.口内炎に効果効能があるサプリメント
4.サプリメント以外での予防改善
5.口内炎に関係する治療法
6.口内炎に処方される漢方薬
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口内炎の原因
口内炎の原因は過労や風邪などの体調不良やビタミン不足などで免疫力が弱まると口の中にいる雑菌が粘膜に進入して炎症を起こします、これが口内炎の原因です。
口内炎で一番多いのは「アフタ性口内炎」で口の中に潰瘍ができ、中心が白っぽくふちは赤くなって強い痛みを伴います。この他には口全体に潰瘍ができる「カルタ性口内炎」やヘルペスウィルスの感染により水泡ができる「ヘルペス性口内炎」、カンジダ菌により口の中が赤くただれる「口腔カンジダ症」などがあります。
口内炎の対策
口内炎の対策としては体調を整えて、雑菌に対して免疫力を高めることがポイントになります。
口内炎に効果効能があるサプリメント
●サプリメント選びのワンポイント・アドバイス
- カンゾウは抗炎症作用があります。
- ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保つ作用があります。
- ビタミンB2は「美容ビタミン」とも呼ばれビタミンAと同じく皮膚や粘膜の健康を守ります。単独で摂らずにビタミンB群で摂ると効果的です。
- ビタミンCは抗酸化物質で免疫力を強化してくれます。
- マルチビタミン・ミネラルを服用することで、三大栄養素の代謝を円滑に進める酵素を十分に働かせることができます。日常の体調を維持するための、予防として服用してください。
サプリメント以外での予防改善
うがいや歯磨きで口の中の衛生環境を整え、タバコや刺激の強い食べ物は控えてください。
生活面では胃腸に負担をかけ無いように暴飲暴食をやめストレスを避け十分に睡眠をとって、体調を整えて免疫力を高めてください。
口内炎に関係する治療法
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口内炎に処方される漢方薬
漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。
「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。
- 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
- 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
- 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。
「証」の判定は「証の自己判定テスト」をご利用ください。
実証
- 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
のぼせやほてりがある人で、発赤や出血をともなう口内炎に用いられます。 - 黄連湯(おうれんとう)
口内炎や□臭があり、かつ上腹部が重く、吐気や嘔吐、食欲不振、舌苔(ぜつたい)がある人に用いられます。
中間証
- 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
内炎があり、みぞおちにつかえ感があり、吐き気や嘔吐、下痢、食欲不振、軽い腹痛などの症状がある場合に用いられます。 - 温清飲(うんせいいん)
□内炎、湿疹、皮膚そう痒、神経症などに用いられます。のぼせ、皮膚の乾燥などの症状がみられる場合に有効です。
虚証
- 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
胃腸のはたらきが衰え、疲労感や食欲不振が強い人の口内炎に用いられます。食欲を増進させ、胃腸のはたらきを改善させます。 - 六君子湯(りっくんしとう)
慢性化した胃腸障害による口内炎の人に用いられます。食欲不振や疲労感が強い人に効果的です。 - 人参湯(にんじんとう)
口内炎の原因が、体質虚弱による胃腸機能の低下による人に用いられます。食欲不振、胃部停滞感、下痢などの症状がある場合に効果的です。 - 四物湯(しもつとう)
胃腸障害のない人の□内炎に用いられます。顔色が悪い、皮膚の乾燥、冷え症、貧血、婦人科疾患や月経不順などの症状がある場合に有効です。
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